検査・診断
どの科にいったらいいの?
B型肝炎の検査は、かかりつけの医師にお願いしても大丈夫です。ただ、感染が判明すればすぐに専門医にみてもらうほうがよいでしょう。診療科は、内科、消化器内科などがよいでしょう。
検査
感染の有無を調べる
B型肝炎ウイルスは、血液中にウイルス以外に、HBs抗原、HBe抗原といったウイルスをつくるときにできる途中の産物(たんぱく質)を大量に血液中に放出しています。
感染しているかどうかは、まず血液検査でHBs抗原を調べます。HBs抗原が陽性と判明した場合、今度は治療を必要か必要でないかを判断するため、HBe抗原とHBe抗体の有無をチェックします。HBe抗原は、ウイルスの増殖時に肝臓でつくられるたんぱく質で、HBe抗体は、HBe抗原に対して免疫システムが作り出す抗体です。これらを調べることでウイルスの量や活動状況がわかります。
| チェック項目 | 内容 |
| HBs抗原が陽性かどうか | 陽性であった場合は、B型肝炎ウイルスが活発に増殖している証拠です。感染力も強くなっているといえます。 血液検査でALT値にも異常がみられる場合には、一般に1~3ヶ月に1回定期検査を行います。半年以上、高値がみられた場合は、慢性肝炎と診断されます。 |
| HBe抗体が陽性かどうか | 陽性であった場合、ウイルス量が少なく、感染が弱いことを示しています。ただ、実際にどうかはまだ分からないところが多いため、HBV-DNA検査で量を確認することが必要になります。 |
ウイルス量を調べる
上記の検査で陽性反応が出た場合、ウイルス自身の量をはかるHBV-DNA検査を行います。HBe抗体が陽性であっても、この検査でウイルス量が多くみつかったり、ALT値に異常があったりすることがあります。この場合、ALT値が半年以上続くときは、慢性肝炎と診断されます。HBe抗体が陽性であるのに対してウイルス量が多い場合には、肝炎の進行がはやい傾向があり、急遽治療の必要性が出てくることもあります。
肝機能を調べる検査
血液検査によって、肝機能を調べます。患者が知っておきたいのはALTとGPTの数値です。これらは肝臓の細胞に含まれる酵素で、肝炎があると、血液中の値が高くなります。
肝硬変を調べる検査
B型肝炎は進行すると、肝臓が硬くなる肝硬変となります。検査の際は、肝臓の部分を手で触る触診、肝臓に針を刺して組織を採取する肝生検、血液検査などがあります。
肝がんを調べる検査
B型肝炎を発症すると、肝がんに進行する可能性が高いため、肝がんの検査をしておく必要があります。検査では、腫瘍マーカーのような血液検査や、超音波検査(エコー)、CT、MRIといった画像検査が行われます。








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