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B型肝炎の初期症状

肝臓は沈黙の臓器といわれ、B型肝炎にかかっていても自覚症状が少なく、全く気づかない人もいるほどです。ただ、自覚症状が全くないわけではありません。手遅れにならないように、初期症状をしっかりとみておきましょう。

自覚症状 内容
全身倦怠感 ごく初期にみられるだるくなる症状。寝ていてもだるい場合もある。
悪心・嘔吐 風邪に似た症状が現れます。
食欲不振・吐き気 食べ物のにおいだけでも、気分が悪くなることがある。
尿や便の色の異常 尿は褐色、便は白っぽくなる。

進行したときの症状


B型肝炎が進行してくると、さすがの沈黙の臓器も、特有の症状を現すようになります。代表的なものは、黄疸や肝臓の腫大です。特に肝硬変や肝がんまで進行するとさまざまな特徴的な症状が現れます。代表的なものには以下のようなものがあります。

進行したときの症状 内容
黄疸 白目の部分や全身が黄色くなる。
肝臓腫大 右背部に鈍痛や叩打(こうだ)痛がある。
クモ状血管腫 クモの形に似た毛細血管が上半身に浮き出る。肝硬変によくみられる。
乳房が膨らむ(男性) 乳腺が女性のように膨らむ。肝硬変によくみられる。
腹水 おなかがぷっくりとはってくる。肝硬変によくみられる。
吐血・下血 肝硬変や肝がんで食道静脈瘤ができると、その静脈瘤が破れて血を吐いたり、便に血がまじったりする。
肝性脳症 肝硬変や肝がんで、有害物質が血液中にたまり、意識障害を起こす。

合併症を引き起こすとも

肝機能が低下すると、それに伴って全身の各機能に様々な障害をもたらします。代表的なものは以下のものです。

合併症 内容
糖尿病 肝機能が低下すると、糖代謝に異常がおこり、血糖の調整がうまくいかなくなります。高血糖となり糖尿病を引き起こします。
腎不全 肝不全になると、腎臓での血液の流れに支障がでて、腎機機能が低下し、腎不全になります。
胃・十二指腸潰瘍 肝硬変になると、胃や十二指腸の血流がうまくいかなくなり、潰瘍ができやすくなります。
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